製造年が教えてくれること。

古着には、新品にはない「一期一会」の出会いがあります。

先日、ミリタリーアイテムをご購入くださったお客様がいらっしゃいました。

お話を伺うと、その一着が人生で初めて手にする古着とのこと。

私たちにとっても、とても嬉しい瞬間でした。

ミリタリーウェアの多くには、製造年やコントラクトナンバーが記されており、比較的正確に年代を知ることができます。

今回お選びいただいた一着にも製造年が記載されていたため、

「この服は約○○年前に作られたものなんですよ」

とお伝えすると、とても驚かれていました。

新品の服では、「いつ作られたか」を意識することはほとんどありません。

しかしヴィンテージウェアには、その服が生まれた年代や背景を知る楽しさがあります。

特にミリタリーウェアは、実際に軍へ支給するために作られた衣服です。

ファッションとして生まれたものではなく、当時の用途や時代背景が、そのまま一着の中に残されています。

そのため、タグやスタンプに記された製造年は、単なる数字ではありません。

その服が生まれた時代を知り、歩んできた時間に思いを巡らせるための、大切な手掛かりでもあります。

古着を初めて手にする方にも、服そのものだけではなく、その背景にも少し興味を持っていただけたら嬉しく思います。

ヴィンテージには、着る楽しさだけでなく、知る楽しさもあります。

一着の背景を知ることで、その服はきっと、これまでとは少し違って見えてくるはずです。

MÍCATA

MÍCATAで取り扱ってきたミリタリーウェアの製造年表示の一例。
1950年代から2000年代初頭まで、実際のタグやスタンプ。


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